【統括情報表の見方】週休2日補正の「4週8休(月単位)」と「完全週休2日」の違い

【積算の落とし穴】週休2日補正の「4週8休」と「完全週休2日」は共通費が違う
結論

労務費の補正率はどちらも1.02で同じです。

ただし共通費(共通仮設費・現場管理費)の補正係数は「月単位4週8休」と「完全週休2日」で異なります。統括情報表の記載を確認してから積算に入りましょう。

金抜設計書の統括情報表に「週休2日補正:4週8休(月単位)」と書いてあるのを見て、「完全週休2日と同じでしょ?」と思った方、要注意です。

労務費は確かに同じ1.02ですが、共通費の補正係数が違います

「月単位4週8休」と「完全週休2日」の補正係数の違い

費目 ① 月単位4週8休
(統括情報表の表示)
② 完全週休2日
(週単位)
労務費(複合単価) 1.02 1.02
共通仮設費 1.01 1.02
現場管理費 1.02 1.03
よくある間違い

統括情報表に「4週8休(月単位)」と書いてあるのに、積算ソフトで「完全週休2日」を選択してしまうケースがあります。共通仮設費・現場管理費がともに高く計算されるため、予定価格との差異につながります。

確認のポイントは統括情報表の1行だけ

積算に入る前に、統括情報表の「週休2日補正」欄を確認するだけで防げます。

  • 4週8休(月単位)」と書いてある → ①の係数を使う
  • 完全週休2日」と書いてある → ②の係数を使う
  • 記載なし → 補正なし
積算ソフト入力時の注意

共通費条件を設定する際、週休2日補正の区分選択が「月単位」と「完全週休2日」で分かれています。統括情報表の記載と一致しているか、入力前に必ず確認してください。

※補正係数は令和7年度積算基準に基づきます。福島県の適用状況・時期については発注者の指示・設計図書をご確認ください。