【福島県】公共工事の積算がズレる原因と確認すべきポイント3選

積算担当の皆様、お疲れ様です!
金入設計書と自社積算を比べてみたら、金額が全然合わない……そんなとき、まず確認してほしいポイントが3つあります。

✅ まずこの3つを確認しましょう

  1. 単価が合っているか(自分のミスか、積算ソフトの精度か)
  2. 建築・電気・機械設備を分けて経費計算しているか
  3. 発注者が工種ごとに異なる工期Tを設定していなかったか

① 単価が合っているか

自分のミスだった場合

年度・回次・地区区分の入力ミスや、単価マスタの更新漏れが典型的な原因です。次回以降気をつけるしかありませんが、チェックリストを作って確認を習慣化しておくと防ぎやすくなります。

積算ソフトの精度が原因だった場合

設定に問題がないのに合わないなら、積算ソフト側の計算ロジックが原因の可能性があります。積算基準の解説記事も参考にしながら、標準単価・市場単価・参考単価・参資単価のどの種別でズレが出やすいかを案件ごとに記録しておきましょう。データが積み重なると「このソフトはこの種別が弱い」という傾向が見えてきて、次の案件に備えられます。

⚠️ ポイント:「自分のミスか、ソフトの問題か」を案件ごとに切り分けて記録することが、積算精度アップの近道です。

② 建築・電気・機械設備を分けて経費計算しているか

複合工事では、工種ごとに共通費の計算基準が異なります。建築・電気設備・機械設備をまとめて一括計算してしまうと、経費率が正しく適用されずズレが生じます。

積算ソフトの工種設定を確認して、それぞれ分けて計算されているかチェックしてみましょう。

⚠️ よくあるミス: すべて「建築」扱いで計算してしまっているケースが多いです。

③ 発注者が工種ごとに異なる工期Tを設定していなかったか

共通費計算に使う工期T(月数)は、基本的に全工種で同じ値を使います。ただし、ごくまれに発注者が工種ごとに異なるTを設定しているケースがあります。SEKISAN-PROスタッフの検証では、複合工事の約7〜8%でこのケースが確認されています。

この場合、積算担当者が自己判断で設定することはできません。金抜き設計書を受け取ったら共通費ページを確認し、疑わしい場合は入札前の質疑で発注者に確認しましょう。詳しくは工期Tの解説記事もご覧ください。

⚠️ ポイント:「自分の設定は合っているのに共通費だけズレる」という場合は、工期Tが工種ごとに違う可能性を疑ってみましょう。

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ズレを「なんとなく合わない」で終わらせず、原因を記録して積み重ねていくことが積算精度アップの一番の近道です。一つひとつ積み上げていきましょう!