積算に強い担当者が行っていること

積算に強い人。
バンバン落札する
そんな人を何人も見てきました。
私は以前、
積算に強い人は何が違うのだろうと考えたことがありました。
経験年数だろうか。
知識量だろうか。
積算ソフトの使い方だろうか。
もちろんそれもあります。
ただ、
本当に積算に強い人は、
もっと地道なことを続けている気がします。
まず、
金入設計書を見ています。
情報開示で取得した設計書です。
積算に強い人ほど、
多くの設計書を持っています。
そして見ています。
終わった工事の設計書も見ています。
私も昔は不思議でした。
なぜそこまで設計書を見るのだろう。
そう思っていました。
でも、
積算を続けているうちに少し分かってきました。
設計書は教材なのだと思います。
積算に強い人ほど、
そこから学ぼうとしています。
もう一つあります。
違ったところを記録しています。
予定していた結果と違った。
思った金額にならなかった。
そういうことは誰にでもあります。
でも、
積算に強い人はそこで終わりません。
なぜ違ったのか。
その理由を考えます。
そして記録します。
特にRIBCコードです。
入力したコード。
採用したコード。
後から見たら違っていたコード。
そういうものを残しています。
次の案件で同じ間違いをしないためです。
私は、
この積み重ねが大切なのだと思っています。
さらに、
基準書を確認します。
分からないことがあれば調べます。
該当する箇所を探します。
そして、
自分なりにロジックを組み立てます。
なぜそうなるのか。
どこで違ったのか。
どう考えれば良かったのか。
答えだけを見るのではありません。
考えることを大切にしています。
積算ソフトは便利です。
昔に比べると、
本当に便利になりました。
でも、
積算に強い人ほど積算ソフト任せにはしていません。
結果を見る。
設計書を見る。
基準書を見る。
そして考える。
その繰り返しです。
私は、
積算に強い人は特別な才能があるわけではないと思っています。
金入設計書を集める。
違ったところを記録する。
基準書を確認する。
過去の間違いを見直す。
そしてまた積算する。
結局、
そういう地道な積み重ねが積算力の差になるのではないでしょうか。
近道があると思っていた時期もありました。
でも最近は、
近道は無いのかもしれないと思っています。
積算に強い人ほど、
設計書を見ています。
そして、
自分の間違いを見ています。
結局、
それに尽きるのではないでしょうか。
最近、
そんなことを考えています。

