福島県の電気設備積算で、予定価格と差が出る原因とは【ずれやすい項目を整理】
積算ソフト選び方コラム
電気設備工事の積算ソフトは
何で差がつくのか
電気設備工事の積算精度は、どこで差がつくのかを整理しました。
こんな方におすすめの記事です
電気設備工事の積算ソフト導入・切り替えを検討している方
見積りが予定価格からズレる原因を知りたい方
福島県内の公共営繕・電気設備積算に携わる方
電気設備工事の積算では、丁寧に積算したはずなのに予定価格と差が出る、という相談をよく耳にします。原因の多くは、使っている積算ソフトの得意・不得意にあります。今回は、電気設備工事の積算ソフトを選ぶ際に押さえておきたいポイントを整理します。
1 電気設備工事の積算で精度が問われるポイント
電気設備工事の積算は、建築工事に比べて仮設や共通費の考え方がやや複雑です。特にソフトによって差が出やすいのは、次の5項目です。
- 仮設工事の計算方法(複合発注工事の場合)
- 市場単価の取得・反映のしかた
- 補正市場単価(補市)の計算精度
- 補正市場単価加工(市加)の計算精度
- 共通費(共通仮設費・現場管理費・一般管理費等)の計算方法
この5項目は、同じ設計書を入力しても、ソフトによって結果が変わりやすい部分です。差額の原因は一つとは限らないため、複数の項目を確認していくと原因が見つかることがあります。
2 ソフト選びで押さえておきたい視点
積算ソフトには、大きく分けて土木積算に強いもの、設備積算に強みを持つもの、公共営繕(建築・電気・機械設備)向けのものがあります。「利用者が多いから安心」という視点だけでは、電気設備工事の積算に合っているとは限りません。
土木積算に強いソフトが、そのまま電気設備工事の積算にも最適とは限りません。自社が土木中心か、設備中心か、公共営繕中心かによって、重視したい機能は変わります。
また、「積算精度を上げたい」「積算時間を短縮したい」「属人化を解消したい」など、導入目的によっても重視すべき機能は異なります。まずは自社が何を改善したいのかを整理しておくと、比較検討がしやすくなります。
3 導入前にチェックしておきたいこと
積算ソフトは基本ライセンスが5年単位のものが多く、選び方を誤ると精度が上がらないまま長期間運用が続くことになります。導入前には、実際の設計書を使って自社の積算結果と比較し、仮設・補市・市加・共通費の計算結果を確認しておくことをおすすめします。
4 まとめ
電気設備工事の積算精度は、仮設・市場単価・補正市場単価・補正市場単価加工・共通費といった項目でソフトごとに差が出やすいポイントです。積算ソフトに絶対的な正解はなく、自社が土木中心か設備中心か公共営繕中心かによって、重視すべき視点も変わります。導入前には実際の設計書で精度を確認することが大切です。
もっと詳しく知りたい方へ
積算ソフトの比較では、カタログやメーカーサイトでは分かりにくい部分もあります。実際には、
- 仮設工事の計算方法
- 補市・市加の扱い
- 共通費の計算結果
- 福島県案件との相性
などを確認して初めて違いが見えてくることもあります。積算ソフト選びや積算精度について気になることがあれば、よろず相談箱をご利用ください。匿名OK・会社名不要です。

