公共営繕積算で私がメビウスを使い続けている理由
公共営繕積算のソフト選びで迷っている方もいると思います。
積算ソフトにはさまざまな種類があり、会社によって利用しているソフトも異なります。
私自身は公共営繕積算でメビウスを利用しています。
もちろん、すべての積算ソフトを比較したわけではありませんので、「メビウスが一番良い」と言うつもりはありません。
私自身は長年メビウスを利用しています。
もちろん不満がないわけではありません。
それでも今も使い続けているのには理由があります。
それは、操作性よりも積算精度を信頼しているからです。
この記事では、私が公共営繕積算でメビウスを使い続けている理由を書いてみます。
私は操作性よりも積算精度を重視しています
積算ソフトを選ぶとき、操作性は重要な要素です。
実際、私自身も
・もう少し操作しやすくなってほしい
・もう少し動作が軽くなってほしい
と感じることがあります。
ただ、公共営繕積算では最終的な積算結果の精度の方が重要だと思っています。
操作が多少不便でも、積算結果に信頼が持てるのであれば、その方が安心して業務を進められるからです。
私がメビウスを使い続けている理由も、まさにそこにあります。
複合単価の歩掛精度に信頼を置いています
私自身、以前は別の積算ソフトを利用していました。
その際、仮設関係の単価が合わずに苦労した経験があります。
公共営繕積算では、複合単価の積み上げが積算結果に大きく影響します。
特に仮設関係は金額も大きくなるため、この部分の精度は重要です。
もちろん現在でも積算内容の確認は行っていますが、メビウスを利用するようになってからは、この部分で大きく悩む機会は減りました。
私自身は、複合単価の歩掛精度について信頼して利用しています。
補正市場単価・市場単価加工の精度を評価しています
公共営繕積算では、補正市場単価や市場単価加工を扱う場面があります。
私自身、この部分は特に重視しています。
理由は、補正市場単価や市場単価加工の計算根拠を自分で追うことが難しいためです。
補正式そのものは公開されています。
しかし実際の計算はかなり複雑で、私自身も過去に計算根拠を追おうとしたことがありますが、自分で計算して検証することは難しいと感じました。
つまり、この部分は積算担当者が完全に検証するというよりも、積算ソフトの計算精度に依存せざるを得ない側面があります。
私自身、以前利用していた別の積算ソフトでは、この部分の計算結果が金入設計書と合わずに苦労した経験があります。
一方で、メビウスを利用するようになってからは、補正市場単価や市場単価加工で大きく悩む場面は減りました。
私がメビウスを使い続けている理由の一つも、この積算精度への信頼です。
共通費計算の精度を評価しています
公共営繕積算では共通費計算も重要です。
積算結果を確認するときも、最終的には共通費が正しく計算されているかを確認する場面が多くあります。
私がメビウスを利用している理由の一つも、この共通費計算の精度です。
実務で利用する中で、大きく疑問を感じたことはありません。
公共営繕積算では共通費の金額も大きいため、この部分の信頼性は重要だと思っています。
操作性には改善してほしい部分もあります
もちろん、不満がまったくないわけではありません。
私自身が感じているのは動作速度です。
他のソフトと比較すると、
「もう少しサクサク動いてほしい」
と思う場面があります。
もう慣れていますが、操作性だけで評価するのであれば改善してほしい部分はあります。
ただし、最新版のメビウス8(2026バージョンアップ)では動作速度が改善されていると聞いています。
私は実際に利用して比較したわけではありませんので断定はできませんが、この点は改善されているのかもしれません。
だから今も使い続けています
私がメビウスを使い続けている理由を一言で言うなら、
「操作性よりも積算精度を評価しているから」
です。
結局、予定価格が当たってなんぼ? の世界だからです。
公共営繕積算では、
・複合単価の歩掛
・補正市場単価
・市場単価加工
・共通費計算
など、積算結果そのものが重要になります。
私自身は、その部分に対する信頼があるため現在もメビウスを利用しています。
すべての会社に向いているとは限りません
当然ですが、すべての会社にメビウスが向いているとは限りません。
例えば、
・土木工事が中心の会社
・すでに別のソフトで業務が安定している会社
・乗り換えコストが大きい会社
では、別の選択肢が適している場合もあります。
積算ソフト選びで大切なのは、
「どのソフトが有名か」ではなく「自社の業務に合っているか」
だと私は思います。
まとめ
私自身は公共営繕積算でメビウスを利用しています。
操作性については改善してほしい部分もありますが、
・複合単価の歩掛精度
・補正市場単価や市場単価加工の計算精度
・共通費計算の精度
については信頼して利用しています。
そのため私の場合は、操作性よりも積算精度を優先してメビウスを使い続けています。
ただし、会社によって最適な積算ソフトは異なります。
導入や乗り換えを検討するときは、自社の工事内容や運用体制に合わせて判断することが大切だと思います。
メビウスの導入や乗り換えを検討している方へ
・メビウスが自社に合うか知りたい
・現在の積算ソフトから乗り換えるべきか迷っている
・公共営繕工事向けの積算ソフトを探している
という相談をいただくことがあります。
ご希望があれば、販売店や担当者をご紹介することも可能です。
比較検討の段階でも構いません。
まずは現在の業務内容や使用中の積算ソフトについてお聞かせください。
メビウスについてのご質問はこちら
答えられる範囲でお答えします。
https://sekisan-pro.com/contact/
※補足
時々ご質問いただきますが、私はこのブログを始めてから福島県の入札には参加していません。
競合他社を強くすることはできませんので、積算情報の発信と入札参加は分けて考えています。
この記事は、実際にメビウスを利用している立場から感じていることを書いたものです。
積算で困ったら「積算よろず相談箱」へ【全国対応】
こんなことで悩んでいませんか?
・この積算基準の解釈で合っているのか不安
・執務並行改修の割増し判断に迷っている
・共通費の考え方を確認したい
・自社に合った積算ソフトを知りたい
・積算ソフトの乗り換えを検討している
現役積算担当者が回答します。
相談無料・匿名OKです。
※ご希望に応じて積算ソフトの販売店やメーカー担当者をご紹介することも可能です。
