【福島県】令和8年積算基準改定で何が起こるのか|約10年ぶりの大きな歩掛改定と積算ソフトへの影響
令和8年10月1日から、公共建築工事標準単価積算基準と公共建築工事共通費積算基準が改定されました。
今回の改定は単なる年度更新ではありません。
約10年ぶりとなる大きな歩掛変更が行われており、今後の公共営繕積算へ与える影響は小さくないと思います。
特に積算担当者が気を付けたいのは、積算ソフトの計算結果です。
また、今回のような大きな基準改定では、積算ソフト会社による歩掛データの登録作業も発生します。
多くの確認が行われていると思いますが、人が作業する以上、登録ミスや設定ミスが発生する可能性はゼロではありません。
そのため、積算ソフトの結果だけに頼るのではなく、歩掛表や代価表を確認しながら積算を進めることが重要だと思います。
積算ソフトの結果をそのまま信じる時代ではないかもしれません
普段の業務では、積算ソフトが自動で代価表を作成し、共通費も計算してくれます。
そのため、
「ソフトが計算したから正しい」
と考えてしまうこともあるかもしれません。
しかし、基準改定直後は注意が必要です。
新しい歩掛や計算方法への対応が十分かどうかは、実際に積算結果を確認しなければ分かりません。
どれだけ優秀なソフトであっても、最終的に内容を確認するのは積算担当者です。
改定直後は積算結果の検算が重要
今回の改定では、歩掛だけではなく共通費に関する考え方も変更されています。
そのため、
- 歩掛の適用が正しいか
- 代価表が正しく作成されているか
- 共通費の計算条件が正しいか
- 従来との違いを理解できているか
を確認することが重要です。
特に改定直後は、
「金額が合わない」
「昨年までと結果が違う」
といった事例も出てくるかもしれません。
そんな時こそ、積算基準や歩掛表を確認しながら原因を追う姿勢が大切だと思います。
これからは積算ロジックを理解する人が強い
積算ソフトの操作方法を覚えることも大切です。
しかし、それ以上に重要なのは、
「なぜこの金額になるのか」
を説明できることだと思います。
歩掛表を読み、
代価表を確認し、
共通費計算の考え方を理解する。
その上で積算ソフトを活用できれば、今回のような大きな改定にも対応しやすくなります。
ソフトは便利な道具ですが、積算を判断するのは担当者自身です。
まとめ
令和8年10月の積算基準改定は、公共営繕積算にとって大きな転換点になるかもしれません。
約10年ぶりの大きな歩掛変更が行われたことで、積算ソフトによっては従来と異なる結果が出る可能性もあります。
これまで以上に、
- 積算基準を読む
- 歩掛を確認する
- 代価表を理解する
- 共通費計算を確認する
といった基本が重要になると思います。
積算ソフトの結果を鵜呑みにするのではなく、積算のロジックを理解しながら業務を進めていきたいところです。
個人的な感想
私自身は、公共営繕積算であれば現在はメビウス8を気に入っています。
もちろん積算ソフトにはそれぞれ特徴があり、会社の規模や業務内容によって合う・合わないはあると思います。
積算ソフトの使い方や選び方、令和8年基準への対応状況などで疑問があれば、SEKISAN-PROの「よろず相談箱」もご活用ください。
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