【福島県】積算担当者確認漏れ防止チェックリスト

積算業務では、積算基準や歩掛を理解していても「処分費を率対象外にし忘れる」「執務並行補正を掛け忘れる」「tとkgを取り違える」といった単純な確認漏れで金額がずれることがあります。今回、実務で確認している項目を6カテゴリ27項目に整理し、Excelでチェックできるチェックリストにまとめました。

こんな方におすすめ
  • 公共営繕の積算担当者
  • 積算成果品を提出する前にセルフチェックしたい方
  • 複合工事(建築・電気設備・機械設備)の積算に関わる方
  • 積算ミス・見積内訳の指摘を減らしたい方
1チェックリストの中身(27項目)

積算開始時の条件確認から、提出直前の最終確認まで、作業の流れに沿って6カテゴリに分けています。

基本条件確認
  • 適用単価地区
  • 単価適用日
  • 前払率
  • 契約保証補正の適用内容
  • 監理事務所設置の有無
  • 主たる工事区分
  • 週休2日補正区分
  • 工期(月数)
共通費確認
  • 処分費を率対象外にしたか
  • スクラップを率対象外にしたか
  • 複合工事の工種別工事区分設定
  • 敷地が分かれている工事の共通費計算条件
処分費・単価確認
  • 処分場の選択間違い
  • 処分費の単位(t・kg)の取り違え
  • 手間のみ計上工種への材料単価の混入
  • 福島県独自単価(B1-・E1-・M1-)の入力区分
週休2日・代価表確認
  • 代価表の労務費への週休2日補正(1.02等)
改修工事確認
  • 全館無人(-)と執務並行(+)の選択
  • 執務並行補正の対象工種
  • 撤去再設置(新設歩掛+撤去歩掛)の計算
最終確認
  • 積算基準年度・共通費積算基準年度
  • 特記仕様書
  • 発注者通知・質疑応答
  • 市場単価・補正市場単価・単位施工単価の適用条件
  • 別紙・参考資料の見落とし
  • 工事区分・補正率・単価適用日の最終確認
2実務で見落としやすい項目

27項目の中でも、特に確認漏れが起きやすい3点を挙げます。

処分費の単位(t・kg)

処分費の単価は運搬・処分場によってt単価・kg単価の掲載が混在します。単位を取り違えると1,000倍の差が出るため、金額への影響が大きい項目です。

全館無人と執務並行の選択

改修工事では全館無人(-)と執務並行(+)で工種別の補正の有無が変わります。対象工種を混同すると経費計算全体に影響します。

福島県独自単価(B1-・E1-・M1-)のRIBCコード

該当コードは資材単価入力とすべきか複合単価で算出すべきかが工種ごとに異なるため、入力区分の確認が必要です。

3Excelでの使い方
確認状況をプルダウンで管理

各項目の「確認済み」列はプルダウンで「未」「済」を選択できます。「済」を選ぶと緑、「未」のままだと黄色に色分けされるため、確認の進み具合が一目でわかります。備考欄に確認日や気づいた点をメモしておくのもおすすめです。

印刷してデスクに置き、成果品提出前の最終確認に使う運用も想定しています。

4ダウンロード

積算担当者 確認漏れ防止チェックリスト(Excel)を無料配布しています。

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5まとめ
この記事のポイント
  1. 積算ミスの多くは知識不足ではなく確認漏れで起きる
  2. 基本条件・共通費・処分費・週休2日・改修工事・最終確認の6カテゴリ27項目に整理
  3. 処分費の単位、全館無人と執務並行、福島県独自単価は特に見落としやすい
  4. Excelはプルダウンで確認状況を色分け管理でき、印刷しての最終チェックにも使える

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