令和8年版 執務並行改修の割増し検索ツール|建築・電気設備・機械設備の労務割増し率一覧

執務並行改修の割増し判定ツール|建築・電気・機械設備をすぐ確認【令和8年改定】

実務ツール|令和8年改定対応

執務並行改修の割増し判定ツール
建築・電気設備・機械設備の全工種をすぐ確認

令和8年改定「公共建築工事積算基準等資料」表A-1・表E-1・表M-1に基づく

1まず結論――基本ルール

全館無人改修

改修を理由とした労務の所要量の割増し・単価の補正は行わない

執務並行改修

工種に応じて労務割増し・改修補正率を適用する

建築(対象工種)

15%増し

電気設備(対象工種)

20%増し

機械設備(対象工種)

20%増し

※複合単価・単位施工単価・補正単位施工単価の労務の所要量に対する割増し率。市場単価・補正市場単価は改修補正率(下表参照)を乗じる。

根拠:令和8年改定「公共建築工事積算基準等資料」(国土交通省) p.18 第1編9(2)ロ

3全工種一覧|執務並行改修の労務割増し率・改修補正率

工種 割増し 労務割増し率 改修補正率(市場単価等)
仮設
土工
地業
鉄筋
コンクリート
型枠
鉄骨
既製コンクリートあり15%増し
防水あり15%増し防水:1.07 / 防水(シーリング):1.13
あり15%増し
タイルあり15%増し
あり15%増し
屋根及びといあり15%増し
金属あり15%増し金属:1.08
左官(仕上塗材仕上)
左官(仕上塗材仕上以外)あり15%増し左官(仕上塗材仕上以外):1.14
建具あり15%増し建具(ガラス):1.09 / 建具(シーリング):1.14
塗装(改修標仕仕様)あり15%増し塗装(改修標仕仕様):1.14
内外装あり15%増し内外装:1.11 / 内外装(ビニル床材):1.08
仕上げユニットあり15%増し
排水
構内舗装
植栽
仮設(改修)
撤去
外壁改修
とりこわし

注)「-」は該当する種類の単価がない又は割増し・補正は行わないことを示す。
根拠:令和8年改定「公共建築工事積算基準等資料」(国土交通省) p.19 表A-1

工種 割増し 労務割増し率 改修補正率(市場単価等)
配管工事あり20%増し電線管・2種金属線ぴ及び同ボックス:1.18 / ケーブルラック:1.14 / 位置ボックス及び位置ボックス用ボンディング:1.17 / プルボックス:1.12 / プルボックス用接地端子:1.00 / 防火区画貫通処理 ケーブルラック用(壁・床):1.13 / 防火区画貫通処理 金属管・丸型用:1.05 / (電動機その他接続材工事):1.14 / 金属製可とう電線管:-
配線工事あり20%増し600V絶縁電線及び600V絶縁ケーブル:1.16
接地工事(屋内)あり20%増し
接地工事(屋外)(接地極工事)銅板式・銅覆鋼棒・接地極埋設票(金属製):-
塗装工事あり20%増し
機器搬入あり20%増し
電灯設備あり20%増し
動力設備あり20%増し
雷保護設備あり20%増し
受変電設備あり20%増し
電力貯蔵設備あり20%増し
架空線路
地中線路
構内交換設備あり20%増し
情報表示・拡声設備あり20%増し
誘導支援設備あり20%増し
テレビ共同受信設備あり20%増し
監視カメラ設備あり20%増し
火災報知設備あり20%増し
撤去(再使用しない)
撤去(再使用する)
再取付けあり20%増し
機器搬出あり20%増し
はつり工事あり20%増し

注)「-」は該当する種類の単価がない又は割増し・補正は行わないことを示す。屋外・共同溝等においては原則として労務の所要量割増し・単価の補正は行わない。
根拠:令和8年改定「公共建築工事積算基準等資料」(国土交通省) p.20 表E-1

工種 割増し 労務割増し率 改修補正率(市場単価等) 備考
配管工事(屋内一般・機械室・便所)あり20%増し屋上・外壁施工含む
配管工事(屋外・共同溝)
配管工事(地中)
配管附属品あり20%増し
保温工事あり20%増し配管用・ダクト用及び消音内貼:1.14
塗装及び防錆工事あり20%増し
機器搬入あり20%増し
総合調整あり20%増し
土工事
コンクリート工事あり20%増し屋内基礎等
機器類の据付あり20%増し
ダクト設備あり20%増し低圧ダクト・排煙ダクト及び低圧チャンバー類:1.14
ダクト附属品あり20%増し既製品ボックス・制気口・ダンパー等の取付手間のみ:1.20
自動制御設備あり20%増し歩掛りによる場合
衛生器具設備(ユニット除く)あり20%増し取付手間のみ:1.20
桝類
消火設備(特殊消火を除く)あり20%増し歩掛りによる場合
配管分岐・切断あり20%増し
機器搬出あり20%増し
はつり工事あり20%増し
ダクト端部閉塞あり20%増し
インバート改修
撤去(再使用する)
撤去(再使用しない)
再取付けあり20%増し

注)「-」は該当する種類の単価がない又は割増し・補正は行わないことを示す。屋外・共同溝等においては原則として労務の所要量割増しは行わない。
根拠:令和8年改定「公共建築工事積算基準等資料」(国土交通省) p.21 表M-1

5執務並行改修でも割増しなしの工種一覧|建築・電気・機械設備

次の工種は執務並行改修であっても、表上「-」のため原則として労務の所要量割増し・改修補正率の適用は行いません。

建築(表A-1)

  • 仮設
  • 土工
  • 地業
  • 鉄筋
  • コンクリート
  • 型枠
  • 鉄骨
  • 左官(仕上塗材仕上)
  • 排水
  • 構内舗装
  • 植栽
  • 仮設(改修)
  • 撤去
  • 外壁改修
  • とりこわし

電気設備(表E-1)

  • 接地工事(屋外)
  • 架空線路
  • 地中線路
  • 撤去(再使用しない)
  • 撤去(再使用する)

+屋外・共同溝等は原則割増しなし

機械設備(表M-1)

  • 配管工事(屋外・共同溝)
  • 配管工事(地中)
  • 土工事
  • 桝類
  • インバート改修
  • 撤去(再使用する)
  • 撤去(再使用しない)

+屋外・共同溝等は原則割増しなし

根拠:令和8年改定「公共建築工事積算基準等資料」(国土交通省) p.19〜21 表A-1・表E-1・表M-1

6使用上の注意・実務ポイント

全館無人改修は割増し不要

本ツールは執務並行改修を前提としています。全館無人改修の場合は工種によらず改修を理由とした割増し・補正は行いません(積算基準 p.17〜18)。

著しく作業効率が悪い場合は表によらない

著しく作業効率が悪い場合は表A-1・表E-1・表M-1によらず、実状を考慮して労務の所要量の割増し・単価の補正を行うことができます(積算基準 p.18)。

仮設・養生の割増しについて

「仮設」「仮設(改修)」は表A-1上「-」のため、執務並行改修であっても割増しの対象外です。施工区分・施工手順等の現場状況により複数回生じる場合は、設計図書に条件明示された内容に基づき適切に計上します(積算基準 p.22 ハ)。

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