積算ソフトの精度を比較|補正市場単価・補正市場単価加工を検証


積算ソフトによって精度にばらつきがあります。
では、具体的にはどこで差がついているのでしょうか?

ここでは積算ソフトによって精度にばらつきの大きい
「補正市場単価=補市」「補正市場単価加工=市加」

について解説します。



様々な積算ソフトを検証したところ、

積算ソフトによって精度に差が付きやすいのが、

補市・市加です。

補市、市加等のRIBC積算基準はこちら



精度のばらつきの原因となっていると思われるのは、

その算定式の複雑さによるものだと考えられます。

”補正市場単価” の積算基準を見ていきます。


出典:国土交通省 公共建築工事積算基準等資料  (P109)


上記のように、補正市場単価の算定式は非常に複雑な構造になっています。

そのため、積算ソフトによって計算精度が異なるケースが多いようです。

ソフトA・ソフトG・ソフトM の3社で検証したところ、

大きいものでは1単価あたり200円の差が出ることがわかりました。

数量が500mともなると、この1項目だけで10万円以上の積算ずれが生じることになります。

積算ソフトを選ぶ際には、補正市場単価の精度検証がとても大切になります。

検証結果(ソフトA・ソフトG・ソフトM)

ソフト間の最大差額

200円

/ 単価あたり

数量500mで試算すると

10万円以上

の積算ずれ

数量が500mと大きくなると、補正市場単価のずれだけで10万円以上の積算差が生じることになります。単価の差は小さく見えても、数量が積み重なると無視できない金額になります。

まとめ

積算ソフトを選ぶ際には、この補正市場単価(補市)市場単価加工(市加)の精度検証がとても重要になります。カタログスペックだけでなく、実際の算定結果を基準書と照らし合わせて確認することをおすすめします。

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